ヒトは酸素を吸って二酸化炭素を吐き出しています。
酸素は全身に運ばれていき、身体の隅々まである細胞でエネルギーを生み出すのに利用されます。
有酸素運動やピラティス、ヨガなどを行うと呼吸機能を高めることができ、酸素を身体に十分に取り込んで疲れにくく代謝の良い身体を得ることができますが、もしかするとそれだけでは不十分かもしれません。
それは、酸素を全身に運ぶためには「鉄」が必要だからです。
血液中の赤血球の中の「ヘモグロビン」は酸素をくっつけて全身に運んでいます。
つまり、赤血球が十分にありヘモグロビンが十分にあってこそ、酸素は身体に届けられるのです。
ヘモグロビンは、「ヘム(鉄)」と「グロビン(たんぱく質)」で構成されています。
つまり、酸素を全身に届けるには「鉄分」と「たんぱく質」の栄養を充実させる必要があるのです。
たんぱく質は、肉や魚、卵、大豆食品に多く含まれ、鉄分は赤身肉や魚、卵、納豆、ほうれん草、小松菜などに多く含まれます。
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