お産直後においては、ホルモン関係の変化によって大きく変わる体のむくみなどへの対応が必要になります。
産後直後には、産褥体操が必要になるというのは、妊婦なら必ずどこかできかされるでしょう。昔からいろいろなことが言われています。
では、産褥体操とは、実際には、何を指すのでしょうか。
産褥期というのは、産後6-8週間ごろまでをいいます。産褥体操というのは、産後直後のベッドの上からでも行える産褥期の体操の総称を指します。
入院中から開始するものではありますが、産院、もしくは、母親学級などで教えてくれるわけでもないため、やり方を知らない、または、産褥体操そのものをきいたことがない方も多いですね。
産褥体操には、様々なねらいがあります。
分娩時にのびた腹壁や骨盤底筋の回復を速やかにする。
血液の循環をよくして、子宮の回復を早める
靱帯を強くして、関節を安定させる
筋肉の痛みをとり、疲労を回復させる
内臓下垂を予防する、便秘を予防する
気分を良くする、元気を出す
母乳の出をよくする
妊娠や出産によって緩んだ筋肉や皮膚をもとに戻す
子宮、骨盤や膣などの回復を促す
腰痛の緩和する
産後うつや産後の不安などの症状を軽くする
眠りを快適にする
マタニティレッスンでは、産褥体操のレクチャーも行います。
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